獣医師ガチャ
アネス動物病院の石塚です。
先日、輸液の王道セミナーの講師を拝命し、品川で約8時間、魂を込めて講義を行いました。
基本的には講演依頼はお断りしています。
理由は簡単。
時間がないのと、表面的な知識を並べるだけのセミナーには意味がないからです。
ただ今回だけは違いました。
運営からの依頼は、「枝葉の知識ではなく、獣医療の“幹”を作るセミナーにしたい」と。
その理念が、まさに私の会社VESの目指す姿と重なったのです。
いわゆる「獣医師ガチャ」をなくしたい。
運やタイミングで、助かる命が助からなかったり、誤った治療を受ける動物が生まれてしまう現実。
それを、なんとしてでも変えたい。
このセミナーは、その第一歩でした。
これはアネス動物病院でもまったく同じです。
スタッフは日々、私から徹底的に指導を受けています。
技術だけではなく、診療への姿勢、患者への向き合い方
つまり“マインド”を叩き込まれています。
なぜそこまで厳しくするのか。
それは、目の前の命を本気で救いたいからです。
「今日、助けられる命を明日に持ち越さない」
それがアネスの原点であり、信念です。
正直に言います。
アネス動物病院で石塚の診察に満足いただけなければ、それ以上の診察はまだ存在しません。
石塚だから救える命がある。
それが現実です。
しかし同時に、他の獣医師たちも必死に学び、相談し、悩み、成長しています。
彼らの吸収力と情熱は本物です。
「いつか石塚を超えてやる」
そんな目をしたスタッフが増えてきました。
だから、私は本気で信じています。
数年後、アネスのどの獣医師が診ても“アネスらしい”診察が受けられる。
そう言われる日が、必ず来ると。
獣医師ガチャは、おそらくなくならない。
個人の意識変革がない限り、いわゆるヤブ医者は増える。
せめてアネス動物病院は、そんなガチャで不幸になる動物が減るように最大限努力したい。
それが使命です。
2025.11.06
