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アネス動物病院

代表のつぶやき

札幌円山動物夜間医療センター


VESアネス動物病院代表の石塚です。

アネス動物病院では現在、「札幌円山動物麻酔センター」を併設していますが、このたび新たに、

「札幌円山動物夜間診療センター」

を立ち上げました。

アネス動物病院が夜間診療を行う目的は、大きく2つあります。

ひとつは、日中に診療した重症例を朝まで安全に管理し、
必要な場合には24時間継続して治療・看護を行うこと。

もうひとつは、20:00〜2:00までの緊急疾患に対応し、
夜間に助けを必要としている動物を診療すること。

この2つが、アネス動物病院の夜間診療が担う大きな役割だと考えています。

社会や飼い主様から求められている医療を、一つずつ形にしていく。
この作業は、これからも続けていきます。


■夜間診療は、実際いくらくらいかかるのか

9月のアネス動物病院の夜間診療について集計してみると、
1件あたりの診療単価は約23,000円でした。

もちろん、内視鏡処置や緊急手術、多くの検査や集中治療が必要になれば、
費用が高くなる場合もあります。

一方で、すべての夜間診療を平均すると、現時点ではこのくらいです。

今後、診察件数や症例の内容によって平均額は変化すると思いますが、
夜間診察料5,500円をいただいている中でも、できる限り過度な負担にならない価格で
夜間医療を提供できていると考えています。


■アネスの夜間診療で行っていること

アネス動物病院の夜間診療には、大きく5つの役割があります。

1.日中診療の延長としての通常診察
2.入院動物の24時間看護・ケア
3.人工呼吸管理などを含む集中治療
4.夜間の救急外来
5.緊急手術への対応

そして必要があれば、そのまま入院し、翌日以降にCTなどの精密検査へつなげていきます。

つまりアネスの夜間診療は、単純に「夜に診察室を開けている」というだけではありません。

日中から夜間、そして翌朝へ。

必要な医療を途切れさせないための夜間診療です。


■小さな病院の裏側で行われていること

最近では、ほぼ毎週のように人工呼吸器につながれた重症な動物を管理しています。

肺水腫。

糖尿病。

敗血症。

重度の貧血に対する輸血。

刻々と状態が変化し、輸液量や薬剤、酸素化、血圧などを
細かく調整し続けなければならない症例もあります。

こうした動物たちを、日中のスタッフと夜間のスタッフが協力しながら管理しています。

昼に始まった治療を、夜だからという理由で止めない。
必要であれば朝まで治療を続け、翌日のスタッフへ引き継ぐ。

あの小さな箱のような動物病院の裏側では、実は毎日さまざまな治療が行われています。

だからこそ、本院の移転が急務です

正直に言えば、現在のアネス動物病院は狭すぎます。
あのスペースにスタッフが約20人います。

待合室だけが狭いわけではありません。

診察室、処置室、入院管理、集中治療、スタッフの動線。
そして駐車場についても追加申請を続けていますが、なかなか空きが出ない状況です。

夜間診療や24時間看護、集中治療など、
アネスでできる医療が増えれば増えるほど、今の建物では物理的な限界が近づいています。

だからこそ、本院の移転は今後のアネスにとって非常に重要なプロジェクトだと考えています。

もちろん、それまでの間はご来院いただく皆様にご不便をおかけすることもあると思います。
さまざまなご意見をいただくこともあります。

しかし、この状況を誰よりも切実に考え、少しでも良くしようとしているのも、
私たちスタッフ一同です。

できることを一つずつ増やし、
必要とされる医療を一つずつ形にしていく。

アネス動物病院は、これからも変わり続けます。

今後ともアネス動物病院をよろしくお願いいたします。

VESアネス動物病院
代表 石塚

【札幌円山動物夜間診療センター案内ページはこちらから】

2026.09.30