犬が夜中に吐いたら?動物病院を受診する目安

愛犬が、夜中に突然吐いてしまったとき、
「一度吐いただけだし様子を見よう」
「なんだか元気がないような…今すぐ動物病院へ連れて行こうか迷う…」
「朝まで待っても大丈夫かな…?でも、明日は仕事も休めないし…どうしよう…」
こうした判断に迷う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
犬の嘔吐は、食べ過ぎや一時的な胃腸の不調などで起こることもありますが、異物の誤飲や中毒、消化管の閉塞など、早急な治療が必要な場合もあります。
こんな症状があるときは、ご注意ください
- 短時間に何度も吐いている
- 吐いたあと、ぐったりしている
- 食欲がなく、元気もない
- 吐いたものに血が混じっている
- 強い腹痛がありそう、落ち着かない
- お腹が張っている
- 吐こうとしているのに何も出てこない
- おもちゃ、布、ひもなどを飲み込んだ可能性がある
- チョコレート、玉ねぎ、人の薬などを口にした可能性がある
- 呼吸の様子がおかしい
- 立つことができない
特に、「吐こうとしているのに吐けない」「お腹が急に膨らんできた」といった症状は、緊急性の高い場合があります。
一度吐いただけなら、朝まで様子を見てもいい?
- 普段と変わらず元気がある
- その後は吐いていない
- 呼吸や歩き方などに異常がない
- 異物や中毒物質を食べた可能性がない
という場合には、緊急処置を必要としないこともあります。
ただし、年齢や持病、その日の体調などによって判断は変わります。
「一度しか吐いていないから大丈夫」と回数だけで判断するのではなく、吐いたあとの様子をよく観察することが大切です。
受診前に確認しておきたいこと
慌てず、次のことを確認しておくと診察の参考になります。
- いつ吐いたか
- 何回吐いたか
- 何を吐いたか(液体か、固形物が混じっているかなど)
- 食事をした時間と内容
- 最後に水を飲んだ時間
- 便や尿は出ているか
- 異物や食べ物、薬などを誤って口にした可能性はないか
- 普段飲んでいる薬や持病はあるか
吐いたものを写真に撮っておくのもおすすめです。
異物や薬、食品などを誤って食べた可能性がある場合は、商品名やパッケージなども確認しておきましょう。
絶対にしてはいけないこと
犬が吐いているからといって、人間用の胃薬や吐き気止めなどを自己判断で与えないでください。
犬には使用できない成分が含まれているものもあります。
症状を悪化させたり、その後の診断に影響する可能性があります。
また、誤飲したものを吐かせようと、自己判断で処置することも危険です。
異物や中毒が疑われる場合は、まず動物病院へご相談ください。
「朝まで待っていいのか分からない」とき
夜間診療は、重篤な状態になってから受診するためだけのものではありません。
今すぐ診察が必要なのか、朝まで待てる状態なのか判断に迷うときも、まずはご相談ください。
アネス動物病院では、9:00~12:00/16:00~19:00の通常診療(年中無休)に加え、月曜日〜金曜日(祝日を含む)の20:00〜深夜2:00まで夜間診療を行っています。
ご来院前にお電話で状況をお伝えください。
TEL:011-522-7630
2026.09.03
