アネス動物病院で感じた、ひとつの違和感
VESセミナー事務局の熊切です。
先週、札幌で行われた入社式に参加する機会があり、
その前日にアネス動物病院を訪問しました。
私はつい数ヵ月前まで外部の人間だったこともあり、
院内での何気ないやり取りの中に、
「少し違うな」と感じる場面がありました。
―――――――――――
■立ち止まって、一緒に考えるということ
あるスタッフが、
ひとつの疑問について話している場面がありました。
それに対して周りの人たちが、
すぐに答えを出すのではなく、
一緒に立ち止まって考えている。
獣医師や動物看護師、
先輩や後輩といった立場に関係なく、
同じ方向を向いて議論している姿が印象的でした。
「誰も置いていかない」
そんな空気が、自然と流れているように感じました。
―――――――――――
■安心して悩める場所があるということ
ただ、何でも受け入れられるわけではありません。
話している内容が
病院の方向性とズレていないか。
なぜそれを疑問に思ったのかについて
自分なりの考えがあるか。
そして、それが
動物や飼い主さんのためになっているのか。
そういった前提があってはじめて、
周りの人が一緒に考えてくれる。
逆にそこが曖昧なままだと、
しっかりと問い返される場面もありました。
―――――――――――
■だからこそ、本気で向き合える
こうしたやり取りが院内のあちこちで行われていることで、
安心して悩むことができる環境が生まれているのだと思います。
安心感があるからこそ、
思い切ってチャレンジできる。
そして、仕事に本気で向き合える。
これは簡単なようで、
実際にはなかなか成立しないことだと感じています。
―――――――――――
■この文化は、特別なものなのかもしれない
これまでいくつかの職場を見てきた中で、
こうした考え方を持つ人が
数人いるということはありました。
ただ、それが組織全体として
当たり前のように浸透している場面は、
あまり見たことがありません。
アネス動物病院では、
多くのスタッフが同じ前提で仕事をしているように感じました。
まだうまく言葉にできていませんが、
「何かが違う」と感じたこの感覚を、
これから少しずつ整理していけたらと思っています。
VESセミナー事務局
熊切
2026.04.06
